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 富山県理学療法士会   
 Toyama  Physical  Therapists  Association


富山県理学療法士会 会長 酒井 吉仁

富山県理学療法士会は、医療・リハビリテーション専門職である理学療法士(国家資格者)による「一人ひとりの自分らしい生活を支える」を目的に、医療、保健・予防、健康増進、福祉に寄与する学術・職能団体です。

日本は世界有数の長寿国ですが、日本人の寿命が急激に伸びたのは戦後であり、人生100年といわれる時代になったのは20世紀後半からです。その間わずか60年ほどで平均寿命が50年も延びたことになります。
 人は誰もが幸せな人生を送りたいと思っていますが、老化は避けて通ることは出来ません。延びた人生の50年間の健康寿命を延伸するためには社会の仕組みも人の生き方も変わっていく必要があります。
 健康寿命の延伸のためには、従来の疾病予防の中心であった「二次予防」(健康診査等による早期発見・早期治療)や「三次予防」(疾病が発症した後、必要な治療を受け、機能の維持・回復を図ること)に留まることなく、「一次予防」(生活習慣を改善して健康を増進し、生活習慣病等を予防すること)が重要です。
 現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いており、健康寿命の延伸のための取り組みは、後退したようにも見受けられます。この様なときこそ自らの健康管理が大切になります。今までリハビリテーション専門職は、「三次予防」を主に役割を担ってきましたが、今後は皆様の健康を守るための「一次予防」での役割が大きくなってくることでしょう

富山県理学療法士会は、市民の皆様が自らの健康を守れるよう、病気になっても自分の住み慣れた地域で家族と友人と生活を続けられるよう支援いたします。
 また、当会会員が当会の基本理念「人とともに歩き、人とともに成長し、社会に貢献する」に基づき、自身の健康に留意し、市民の健康を守るために職務を全う出来るよう活動いたします。
 当会の活動につきまして皆様のご理解とお力添えをいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
 末筆ながら、一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息とともに、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

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