富山県理学療法士会が第9回地域保健全国大会(三重県営サンアリーナ)において平成17年11月10日(木)、日本公衆衛生協会会長表彰(団体の部)を受けました。
表彰理由は保健・医療・福祉の各分野において地域リハビリテーションや高齢者の介護予防・保健事業・機能訓練事業に協力し、寝たきり防止や介護予防に貢献してきていることの実績が評価されたものです。公衆衛生分野で理学療法士会が表彰を受けることは他県士会においてもまれなことのようです。
本大会の趣旨は「全ての人が、生涯を通じて快適な生活環境の中で、心身ともに健康で生きがいのある生活を送ることができる地域社会を築くため、全国の地域保健関係者が一同に会し、地域保健の今後の展望と問題点を検討することにより、今後の地域保健対策の充実と実践活動の効果的な推進を図る。」としています。
現在、高齢社会の中、富山県内においても県民の健康増進のための健康づくりが住民主体で始まり、各地域で展開されようとしていますが、このような状況の中で理学療法士が「健康についてどのような事ができるのか」を考えて行く必要性を感じました。
この表彰にあたり、寝たきりゼロキャラバンでの寝たきり予防や転倒予防など、地域住民を対象とした研修会ご協力いただいた県士会員と関係各位、県医務課に感謝いたします。